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個別レッスン ワンちゃん同士の関係づくり!?

多頭飼育をする際に気を付けておきたいポイント


出張レッスン
出張レッスン

今日は出張個別レッスンの一コマをご紹介。

 

レッスンが終わって、のんびり日向ぼっこで気持ちよさそうに休憩をしているティファニーとクロエ

窓越しはお庭になっているので、人通りがなくゆったりと休めます。

 

ティファニーが先住犬でクロエが後から家族に迎え入れたのですが、最初は若いクロエのテンションに若干押され気味だったティファニーも今では仲良くくっついて寝てることもあるそうです。

 

多頭でワンちゃんを飼育する際のポイントとして、ワンちゃん同士の相性を考えてあげることは重要です。迎え入れるワンちゃんと先住犬を会わせることが可能であれば、一度、会わせて様子を見ることで、お互いのワンちゃんが一緒に住めるかどうか判断できると思います。いきなりケンカになるようなワンちゃん同士は仲良く生活空間を共にすることは難しくなります。

 

ティファニーとクロエは相性は悪くなかったのですが、最初の頃は、若いクロエに遊びに誘われ続けて若干押され気味に(^_^;) ティファニーの体力も長く続くわけではなく、休んでいるとちょっかいをだされて休む暇がない状態。お互いがゆっくり休めるように、それぞれのハウスで休んだり、ご飯を食べられるようにハウストレーニングしたり、レッスンの中で、クロエ自身がテンションをコントロールすることを覚え、時たま暴走する若さを飼い主さんがしっかりとコントロールし、徐々にティファニーとクロエの関係性も構築されてきました。

 

犬同士の関係を築かせるためには、人が介入しすぎてもお互いの折り合いがつかず逆に悪化させてしまうこともあるように思います。しかし、ほったらかしにするとケンカするまで興奮してしまったりするので、人が介入するタイミングは難しいのですが、お互いの犬の心理状態を人側が把握しコントロールしてあげることが重要だと思います。

 

ワンちゃんの心理面を健全に保つためには、お互いのワンちゃんがゆっくり落ち着いて一人で休める空間とゆっくり食事が出来る環境が必要です。先住犬からすれば、自分のテリトリーに知らない犬が侵入してくるわけですし、新しく迎え入れられる犬からすれば、新しい環境に馴れず落ち着くことが出来ません。飼い主はワンちゃん達が最低限自分の身を守れる場所を提供する必要があります。

 

その点、ハウストレーニングはそれぞれの犬の生活空間を分けることが可能で、ハウスを安心して休める場所として教えるので、日常生活の中で活用するメリットが沢山あると思います。

ご飯を食べさせる時には、それぞれのハウスで与えることで先に食べ終わった方が横取りすることもなくなりますし、余計なケンカを防ぐことも出来ます。他にも遊びの中で片方が興奮しすぎてしまった場合は、追いかけられる方の避難所になりますし、ハウスに避難させて興奮したほうを落ち着かせる練習もできると思います。

 

ハウストレーニングはあくまで箱に安心して入れることを教えているにすぎません。トレーニングで覚えたハウスを応用して犬との日常生活に組み込むことで、人にも犬にとってもお互いが暮らしやすい生活環境を作り上げることが一番重要な ”しつけ” だと思います。

 

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コメント: 2
  • #1

    Fae Brune (金曜日, 03 2月 2017 18:50)


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  • #2

    Rosio Walworth (土曜日, 04 2月 2017 01:26)


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