2016年 仕事納めの個別レッスン!

車が苦手で吠えてしまうワンちゃんへの対応


今年の仕事納めは個別レッスン!

 

柴犬のマリーちゃんはまだ8か月のヤンチャ盛り。

お散歩の時に、車や自転車が怖くて吠えてしまったり、近くを車が通り過ぎるときに暴れて轢かれそうになったこともあるそうです。

 

人との生活の中で、犬にとって不安や恐怖を感じてしまう状況や物など色々あります。苦手になってしまう刺激はワンちゃんそれぞれで違いますが、特に小さい頃の経験は重要になります。

 

犬は成犬になるにつれて警戒心が芽生えてきます。例えば、小さい頃に車を見た際に、車の音や動きなどを怖いと経験したまま成犬になると、車の音や姿を見るたびにビクビク警戒したり、これ以上自分に近づかないように車に向かって吠えて威嚇したり、

時には、怖すぎて動けなくなって固まってしまうワンちゃんも居ると思います。このような警戒や威嚇の経験を蓄積することで、車に過剰に反応してしまうようになり、最悪の場合、自己防衛のために車に向かって攻撃的になり、すれ違う車に向かって突進していこうとすることも考えられます。

 

不慮の事故を防ぐためにも、車以外の刺激もそうですが、特に小さい頃は愛犬の怖がる刺激や状況などを把握しておく必要があります。怖がる刺激に対しては、それに馴れさせる練習をして平気にさせておくことは重要です。

 

最初のステップとしては、苦手な刺激を犬が感じたときに気を逸らしてあげることが重要です。

車の音が聞こえて来たら、マリーは動きを止めて車が近づいてくる方向をじっと見つめます。

この時にマリーの頭の中では、危険が近付いているからどのような行動をとるか考えています。

 

車が近付いてくる間に不安や恐怖感がどんどん高まるため、吠えたり逃げ出そうとしたリ、攻撃態勢に入ろうとしたリするわけなので、この、動きを止めて警戒している行動が見られたら、不安や恐怖を感じる前に美味しいオヤツなどで意識を一度飼い主さんへそらせてみてください。

 

あ!オヤツだ! といったように、一瞬でも怖い刺激から意識を逸らせることが出来るのであれば、そのまま車が通り過ぎるまでオヤツを与え続けてみましょう。車の音などの刺激を不安や恐怖と感じさせないように誤魔化して刺激に馴れさせていきます。もちろん、恐怖を感じるレベルが強いほど車の方へ意識が行きますが、その怖がるレベルより美味しい、うれしいなどに意識が向くようなオヤツ選びは重要です。

 

マリーは引っ張りっこや追いかけっこが大好きなので、今日は試しに車どおりが近くにある広場でロングリードを使って遊びました。なかなか写真のような広大な広場はありませんが(^-^;  

遊びに夢中なマリーは車が通っても、少し車の方へ意識しましたがこちらの声掛けですぐに遊びに集中できました。苦手な刺激にはそれ以上の嬉しい刺激を与えて苦手な刺激をなんでもない刺激に置き換えてあげる練習が必要です。

 

皆さんのワンちゃん達は何が苦手か知っていますか?

嗅覚や聴覚などの犬の感覚器官は人よりも何倍もの刺激を受容できる機能を持っています。何気なく生活を共にしていますが、人では気が付かない匂いや音を感じて不安や恐怖を感じていることもあるので、ワンちゃんの普段の様子をしっかり観察してあげることが重要です!