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犬との遊びをもっと楽しくする方法

引っ張りっこで遊んでみよう!


スタディドッグスクール 宇都宮校 個別レッスン

今日はボーダーコリーのクロエちゃん8か月の個別レッスン!

 

遊び盛りのクロエを満足させるために飼い主さんは家族みんなで交代でお散歩をして時間をかけたりと、色々試行錯誤していました。幸せ者のクロエですが、この時期の犬の体力は底がありません(^_^;) 5分くらい休憩するとお母さんの袖をひっぱったりして遊びの催促。お子さんたちを追いかけたりして転ばせたり(^_^;)

 

なので、今回のレッスンでは犬との遊びで効果的に短時間でフラストレーションを発散させるための効率的な遊び方をご紹介!

 

写真はオヤツを詰められるオモチャをクロエに与えていますが、オモチャはコロコロ転がるので、クロエは足を使って必死に抑えながら舐めたり、口を使って噛みついたりしてオヤツをゲットします。

スタディドッグスクール宇都宮校 個別レッスン

口や手を使い始めて、噛みつくようになってきたらオモチャに紐をつけたりして、引っ張りっこが出来るように少し工夫します。

 

紐を持って、オモチャを動かして誘いに乗ってきたら噛みつかせて引っ張ることを教えます。クロエは他のロープなどのオモチャにも噛みついてジャレて来るのですが、人が持つとすぐに放してしまったり、噛みつく力が弱くて上手に引っ張りっこが出来なかったのですが、この方法で噛みついて引っ張ることは直ぐに覚えました。

 

なぜ、引っ張りっこできるように練習をしたかというと、犬たちはもともと狩猟をしていた動物です。獲物を追いかけて噛みついて仕留めて、獲物を引き裂いて内臓を食べたり、お肉を引きちぎって食べていました。

 

この引っ張りっこは、実は、犬の狩猟欲求を満たすことのできる遊びで、一連の狩猟動作をオモチャを使って疑似体験させるので、犬が好きな追いかける、噛みつく、引っ張る動作が一度に体感できるので、効率的にリフレッシュさせることが出来ます。人が走って追いかけっこするのにも人の体力の限界もありますし、自転車で散歩といっても人も犬も安全ではありませんし、他の人にも迷惑をかけてしまう恐れもあります。

 

写真で使っているオヤツを詰められるオモチャは、コングやガジーといった商品ですが、遊びに使う以外にもハウスに入るトレーニングやお留守番を上手にする練習などにも応用できるので、パピーの頃から教えておくと便利な道具になるのでお勧めです!